【安全を守る】賃貸でも実践できる食器棚の転倒防止策5選

家具の転倒防止対策はしっかりできていますか?
地震が起こった際に危険が多い場所と言えばキッチンです。
食器棚には割れ物が多く収納されていることもあり、転倒してしまうと怪我や命の危険もあります。
大きな地震が来る前に、しっかりと対策を行って命を守りましょう。
安全な暮らしを実現するために。賃貸でもできる食器棚の5つの転倒防止策
今回は賃貸でもできる食器棚の転倒防止策をご紹介します。
自宅のキッチンの食器棚の状態を見直して、まずは危険がないかを確認しましょう。
地震はいつ起こるかわかりません。
いち早く対策を行ってもしものときに備えてください。
(1)背の低い食器棚を選ぶ
キッチン収納で人気なのが天井まである背の高い食器棚です。
収納力も高くたくさんの食器を入れることができるためファミリー層にも人気ですが、背が高い分転倒のリスクも高まります。
そのため、大人の腰かそれよりも低い食器棚を選ぶことをおすすめします。
ただし低い食器棚を選んだからと言って、上に物を積んだり家電を置いたりしては意味がありません。
揺れが起こった際に物が転倒しない、また、上から物が滑り落ちない状態をキープしましょう。
(2)重い物は低い場所に入れる
食器棚の重心を下にすることが転倒のリスクを軽減することにつながります。
こちらは食器棚の転倒防止策としては定番のルールですが、意外に実践できていない人も多いのではないでしょうか。
普段はあまり使わない大人数用の大きなお皿や、年に数回しか使用しないお鍋など、手の届かない上の方に入れてしまっていませんか?
目線の届かない場所に何が入っているかわからないという状態になっていませんか?
一度食器棚の中身を確認して、大きな物や重い物は下の方に入れるようにしましょう。
(3)耐震ジェルやストッパーで食器棚を固定する
出典:Amazon
食器棚が独立している状態では、地震の際に危険が起こりやすいため、耐震ジェルや家具ストッパーで固定しておきましょう。
壁を傷つけることなく固定できるので、賃貸の方でも安心です。
食器棚の上に家電やインテリアを配置している場合は、滑り止めシートやシリコンマットなどで固定しておくと安心です。
(4)ガラス製品には飛散防止フィルムを貼る
出典:Amazon
食器棚は扉にガラスが使用されているものも多いですが、必ず飛散防止フィルムを貼っておきましょう。
万が一転倒した際にガラスが割れて飛び散ることで、逃げる妨げになったり二次被害が発生したりするリスクもあります。
ホームセンターなどではシールタイプの簡単に貼れる物が販売されているので、ガラス素材が使用されている食器棚が自宅にある人は対策を行いましょう。
また、飛散防止のガラスが使用された食器棚を購入するのもおすすめです。
安全対策がされた家具も販売されているので、食器棚を購入する際には万が一のことを考えておきましょう。
(5)カウンター下収納を選ぶ
食器棚の転倒が不安な方におすすめなのがカウンター下収納です。
キッチンカウンターの下の部分を収納として使用することができるので、食器や調理器具をまとめて収納できます。
これなら転倒防止にもなり、家具の効率もアップするので一石二鳥ですね。
この機会にキッチンの収納家具の入れ替えを検討している人におすすめです。
既存のキッチンにも設置できる!
カウンター下収納を設置する場合、キッチンの総入れ替えが必要だと思う人も多いようですが、実はこちらは既存のキッチンに収納のみを取り付けました。
もともとあったかのような収納家具は食器棚としても大活躍!
これなら転倒防止の心配もありませんし、扉のガラス部分は飛散防止フィルムを貼っておけばもしものときも安心です。
食器棚の転倒防止は正しく行って安全を守りましょう。
今回は、賃貸でもできる食器棚の転倒防止策をご紹介しました。
まずは自宅のキッチンの状態を確認して、リスクを取り除いていきましょう。
最後に紹介したカウンター下収納は、オーダー家具で実現可能です。
収納・おしゃれ・安全の3拍子揃った家具をお探しの方は、ぜひお問い合わせください。